ミューラルアート(壁画)とは?公共空間・まちづくりで活用する方法
- 8月14日
- 読了時間: 3分
更新日:8月15日
ミューラルアート(Mural Art)は、建物の壁面や地下道、仮囲いなどの大きな面をキャンバスとして制作する壁画・ウォールアートです。作品そのものの魅力だけでなく、その場所の歴史や地域性、人との関係を可視化できることから、公共空間の再生や地域活性化、企業・自治体の文化発信にも活用されています。
ミューラルアートとウォールアートの違い
日本では「ミューラルアート」「ウォールアート」「壁画」という言葉が近い意味で使われています。ミューラルは特に建築物や公共空間と結びついた大型作品を指すことが多く、ウォールアートはより広く壁面表現全般を含む言葉として使われます。大切なのは呼び方よりも、その場所にどのような意味を生み出すかです。
公共空間でミューラルアートを行うメリット
壁画は、無機質だった壁や仮囲いを地域の文化を伝える場所へ変えることができます。また、制作過程に地域住民や子どもたちが参加することで、完成した作品が「誰かの作品」ではなく「自分たちの場所の記憶」になります。落書きが多い場所では、アートによって空間への意識や関係性を変えることもできます。
3F Community Serviceが大切にしていること
NPO法人 3F Community Serviceでは、単に壁をきれいにすることや、目立つ絵を描くことを目的にしていません。まず、その場所の背景や課題、そこに暮らす人たちの思いを読み解き、アーティスト、行政、企業、学校、地域住民をつなぎながらプロジェクトを設計します。私たちはこれを「ART WITH MISSION」という考え方で実践しています。
茅ヶ崎での実践例
これまで茅ヶ崎市との協働事業では、地下道の落書き防止アート、茅ヶ崎市民文化会館の改修工事期間を活用した仮囲いアート、学校でのアートワークショップ、道の駅整備予定地でのウォールアートなどを実施してきました。アーティストだけで完成させるのではなく、子どもたちや市民が制作に参加するプロジェクトも多く行っています。
ミューラルアートを依頼する際に考えること
最初に決めるべきなのは「どんな絵を描くか」だけではありません。なぜその場所でアートを行うのか、誰に参加してほしいのか、完成後に地域や施設がどう変化してほしいのかを整理することが重要です。そのうえで場所に合ったアーティストを選び、壁面調査、企画、許認可、制作工程、安全管理、地域とのコミュニケーションまで設計していきます。
企業・自治体・学校からのご相談について
3F Community Serviceでは、ミューラルアート・ウォールアート・仮囲いアート・アートワークショップについて、企画段階からご相談いただけます。完成形が決まっていない状態でも、その場所の背景や目的から一緒にプロジェクトを設計します。湘南・茅ヶ崎を拠点に、地域や企業の文脈を生かしたアートプロジェクトを提案しています。

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